2019年2月19日開催公開講演 (2/19/2019):米国における大統領選出方法の歴史的な展開と今日の課題
2019-02-07米国における大統領選出方法の歴史的な展開と今日の課題
日時: 2019 年2月19日 (火)、8:50 - 11:20
場所: H-253
小野 恵子
Research Fellow, ICU Social Science Research Institute
米国において、大統領を選ぶ方法は憲法制定以降の200年余りで大きく変わった面もあるが、一方では直接選挙ではない選挙人による投票などの制度は今日も続いている。この講義では、建国当初から今日まで、大統領の選出方法が憲法の修正などを含め、変わってきた経緯を説明した上で、過去5回の大統領選のうち、一般市民の票をより多く得た候補が敗れたことが2回あったことなどにふれ、制度の現在の課題を明らかにする。