AY2016 SSRI-IGC シンポジウム (ICU)

リベラルな世界秩序の終焉?

開催日時

2017年1月30日(月)13:30 - 18:30

開催場所

国際基督教大学 東ヶ崎潔記念ダイアログハウス 国際会議室

主催

社会科学研究所(SSRI - ICU)

共催

グローバル・コンサーン研究所 (IGC - 上智大学)

概要

「自由貿易、多国間主義、同盟、パートナーシップ、民主的連帯、人権」に基づいた戦後世界秩序の核心原理であるリベラルな国際秩序は危機にあるようだ。 中国など非西欧諸国の新政権がアメリカの支配に挑戦する可能性があるなか、ジョンイケベリーは「リベラルな国際主義だけが唯一の選択肢である」という原則に危機は迫っていない一方で、権威の危機が存在する可能性を指摘する。
近年増加する、しばしば右派の大衆政治政党、運動、政治指導者たちによる世論への訴えや選挙における勝利は、国内レベルで自由で民主的な規範を損ない、孤立主義を高め、結局はリベラルな国家秩序が弱体化するのではないかという疑問を提起する。 これは、我々が知る世界の終わりにつながるのだろか? 本シンポジウムでは、こうした挑戦の妥当性について、とりわけ東アジアに着目しながら議論していく。

開会の挨拶&シンポジウムの概要説明

ウィルヘルム・フォッセ(ICU社会科学研究所所長)
日比谷潤子(ICU学長)
長谷川ニナ(上智大学教授、IGC)

基調講演1

ジョン・アイケンベリー(プリンストン大学)

基調講演2

藤原帰一(東京大学)

基調講演への応答&ラウンド・テーブル

日EU協力はリベラルな秩序の安定に寄与するのか
ポール・ミッドフォード(NTNU)
アジア太平洋地域におけるポストリベラルな世界秩序
トーマス・ウィルキンス(シドニー大学)
ポストリベラルな世界秩序:経済的観点
ロビン・ハーディング(Financial Times)

ラウンド・テーブル
ジョン・アイケンベリー(プリンストン大学)
藤原帰一(東京大学)
ポール・ミッドフォード(NTNU)
トーマス・ウィルキンス(シドニー大学)
ロビン・ハーディング(Financial Times)

司会:ソー・ジェジョン(ICU教授)、ウィルヘルム・フォッセ(ICU社会科学研究所所長)

会場の写真














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