教育研究
最新号66号が刊行されました。
教育研究所では毎年3月に研究論文集『教育研究』を刊行しています。『教育研究』は主に教育学、心理学、言語学、社会学、哲学、コミュニケーションなど多岐に渡る論文で構成されています。『教育研究』への投稿に関する詳細は「お知らせ」にて適宜、情報を公開しています。また、掲載論文は、国際基督教大学リポジトリと国立情報学研究所の論文検索サイトにて全文閲覧ができます。
教育研究66号
■ はじめに
/大川 洋
■ 研究論文
高等教育における創造性と批判的思考力の育成――サービス・ラーニング受講生の追跡調査から――
/西村 幹子・近江 加奈子
日本における留学生の関係的相互依存的自己と文化変容ストレスおよび社会的サポートの研究
/鄧 亜卓・磯崎 三喜年
日本語児の比較構文の解釈における語順の影響
/有井 巴・李 勝勲
ChatGPTと英語教育の統合に向けて――日本の理系大学における予備調査と授業設計からの示唆――
/宮添 輝美
卒業生調査を用いたリベラルアーツ教育の持続的効果の分析
/大森 佐和・エスキルドセン ロバート
「やさしい日本語」を用いた医療通訳研修eラーニングプログラムの開発
/大野 直子・岡部 純子・濱井 妙子
■ 研究ノート
スクールカウンセリングにおけるメンタライジング・アプローチ――不登校や発達障害の子どもに関わるヒント――
/那須 里絵・木村 能成・西村 馨
主語としての意識――注意と意識の言語的構造――
/川津 茂生
異文化間オンライン言語文化交流学習(VE)とは何か?――用語と理論的背景,課題を中心に――
/呉 恵卿
口語と文語の連続性と対人的関与――話しことばと書きことばによる第1言語と第2言語の英語と日本語のナラティブ――
/中邑 啓子
多言語環境の子どもの言語に関する研究の展望――医療・福祉分野の状況と関連する行政施策――
/鈴木 庸子
■ ノート
ケニア農村部の初等教育の公正性と包摂性――公立と私立の二項対立分析の再考――
/西村 幹子
研究提言――米国と日本における留学学習効果測定指標としての異文化能力に関する分析――
/平塚 広義
英語探究活動プログラムにおける高校生の認知的関与
/大島 レイチェル 深雪・周 祐暄・安藤 望・森島 泰則
■ 博士論文要旨
ワーキングメモリにおける言語処理と保持の効率性が第二言語の照応推論に及ぼす影響
/浅見 紫織
■ 所報
2023 年度 教育研究所 公開講演,ワークショップ,シンポジウムリスト
パンデミック後の大学リベラルアーツ教育:教員と学生に対するチャレンジと機会
/笹尾 敏明
言語ドキュメンテーションと言語学:コミュニティを基盤とした方法
/李 勝勲
音声学と音韻論の最新の動向
/李 勝勲
■『 教育研究』編集方針
■『 教育研究』原稿執筆要項