終了しましたフェミニストとして書き、訳し、出版する 【主催:国際基督教大学のジェンダー研究センター,共催:IERS】
2022-02-15カテゴリ: 公開講演会/シンポジウム/ワークショップ
主催:国際基督教大学のジェンダー研究センター・ 共催:IERSが、小澤身和子氏、松尾亜紀子氏、松田青子氏、フリアナ・ブリティカ・アルサテ氏をお招きし、フェミニズムと本を書くこと、訳すこと、出版することについてのオンライン・イベントを開催します。
日時
3月12日(土)18:00〜20:30 JST
会場
Zoomを用いて開催します。事前登録をお願いします。
https://icu.zoom.us/webinar/register/WN_W7s7vrXJRD-vQArU5H47tw
言語
日本語と英語(通訳付き)
登壇者のプロフィル
小澤身和子
東京大学大学院人文社会系研究科修士号取得、博士課程満期修了。ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン修士号取得。編集者を経て、通訳、及び翻訳家に。訳書にリン・ディン『アメリカ死にかけ物語』、リン・エンライト『これからのヴァギナの話をしよう』、ウォルター・テヴィス『クイーンズ・ギャンビット』、ジェニー・ザン『サワー・ハート』。共訳にカルメン・マリア・マチャド『彼女の体とその他の断片』。今年6月頃、マチャドの新作『In the Dream House(原題)』が刊行予定。
松尾亜紀子
エトセトラブックス代表・編集者。出版社で15年間編集者として勤めた後、2018年にフェミニズム専門出版社「エトセトラブックス」を設立。19年にフェミマガジン「エトセトラ」創刊。他に同社の刊行物は、牧野雅子『痴漢とはなにか 被害と冤罪をめぐる社会学』、ベル・フックス『フェミニズムはみんなのもの』(堀田碧訳)など。21年からフェミニズム書を集めた書店をスタート。性暴力の根絶を訴えるフラワーデモ呼びかけ人のひとりでもある。
松田青子
作家、翻訳家。2013年、デビュー作『スタッキング可能』が三島由紀夫賞及び野間文芸新人賞候補になる。19年、短編「女が死ぬ」がシャーリィ・ジャクスン賞の候補に。20年、英訳版『おばちゃんたちのいるところ』が、TIME誌の2020年の小説ベスト10に選出。同作はLAタイムスが主催するレイ•ブラッドベリ賞の候補になったほか、ファイアークラッカー賞の小説部門、世界幻想文学大賞の短編集部門を受賞。カレン・ラッセル、アメリア・グレイ、カルメン・マリア・マチャドの作品を翻訳。
フリアナ・ブリティカ・アルサテ
イギリス在住の独立研究者・翻訳者。国際基督教大学のジェンダー研究センター研究員。クィア理論とフェミニスト理論を用いて日本現代小説における子育ての表象、またそれに関する身体的な体験について研究している。松田青子『おばちゃんたちのいるところ』をスペイン語に翻訳し、現在、伊藤比呂美の詩集を翻訳中。2022年4月からオックスフォード大学の近代日本文学の講師として務める予定。
司会
レティツィア・グアリーニ
国際基督教大学ジェンダー研究センター助教。日本現代文学における家族、とりわけ父娘関係、また授乳の表象について研究している。
主催
ジェンダー研究センター(CGS)
共催
教育研究所(IERS)
問い合わせ
cgs@icu.ac.jp