『アジア文化研究』11号(1979年3月発行)

1979-03-19

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『アジア文化研究』11号(1979年3月発行)

第一部
大塚久雄 私の歩んできた道 ― 宗教と歴史と経済と ―
第二部 論文 ー宗教・文化・社会−
一. 日本文化の中で
柿内賢信 二重真理について ― その歴史的および社会的背景 ―
海老沢有道 キリシタンのコンフラリヤ(兄弟会) ― 迫害下における抵抗の組織 ―
武田清子 ジョン・バチェラーとアイヌの自立 ― "労働のモラル"を軸に ―
田中 守 乳井 貢の人と業績 ― 地方行政史の教訓 ―
一瀬智司 現代国家における「公共性」試論 ― 公共性の哲学と科学の接点 ―
二. アジア・中東文化の中で
山本達郎 敦煌発見の消費貸借に関する一史料 ― British Library所蔵 A. Stein 将来漢文文書 S.8443 ―
藤田 忠 フィリピンの企業者的経営者
原 喜美 フィリピン社会の貧困・開発・教育
葛西 実 インド社会学の伝統と近代化の問題
並木浩一 「契約の書」における社会と人間
三. ヨーロッパ・アメリカ文化の中で
魚住昌良 ヨーロッパ中世都市像の転換
S. D. B. ピケン カントとプロテスタンティズムの倫理 ― プロテスタンティズムの倫理の、アジアにおける類比現象についての省察と併せて ―
川瀬謙一郎 ウェーバーにおける「宗教的音痴」の意味
梅津順一 ピューリタニズムにおける「世俗内的禁欲」の形成 ― バクスター『キリスト教指針』を通して ―
佐藤信行 儀礼親族再考 ― ラテン・アメリカの儀礼姻族をめぐって ―

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