アジアンフォーラム 137th 「脱亜を考えるー明治維新、国際システムと東アジアにおける王朝制の破滅」

2012-02-14

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137th
2012214 火曜日
14:00-15:00
本館 253

Eskildsen Robert
(桜美林大学、歴史学)

On Escaping Asia:

the Meiji Restoration, the International System and the End of Dynastic Rule in East Asia
(
脱亜を考えるー明治維新、国際システムと東アジアにおける王朝制の破滅)
明治維新によって徳川家の世襲権力が終焉を迎え、その後日本は西洋列国を中心とした外交と貿易の国際システムに積極的に参加するようになった。福沢諭吉の有名な表現を借りて言えば、維新後に日本は「脱亜」をし、東アジアのその他の王朝制がのちに破滅したことを見考えると、日本がアジアから離脱する必要があると言う明治期に盛んになっていた見解を実証したようであった。
しかし、日本が国際システムに参加したこと自体が、東アジアの他の王朝制の破滅したプロセスをどのように加速したかということが見落とし されやすい。明治維新の影響がどのように日本以外にまで及んだかを説明するために、この講義では日本の外交と西洋の外交との間の複雑な相互作用が東アジア全体の王朝制が破滅するプロセスをどのように加速したかを検討する。

発表言語:英語

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