講演会: ライティング評価とフィードバック再考:人間と機械の共存という視点から
2021-11-05※定員に達しましたのでお申込みを締切りました
◆イベント名
ICUグローバル言語教育研究センター主催 講演会
「ライティング評価とフィードバック再考:人間と機械の共存という視点から」
◆講師 田中真理氏(名古屋外国語大学 名誉教授)、坪根由香里氏(大阪観光大学観光学部 教授)
◆日程 2021年12月4日(土)午後1:00-4:30
◆開催方法 Zoomによるオンライン開催 (Breakout Rooms使用)
◆定員 50名(先着順、要申込)*参加要件は申込フォームをご参照ください。
◆事前作業あり(11/29送付予定)
◆概要
ライティング評価は,そのフィードバックも含めて,人間が行う場合にも機械が行う場合にも,それぞれ強みと限界があります。これからのライティング評価は,人間と機械の共存という形で,つまり,その限界を知ったうえで,それぞれの強みを活かした形で考えるのが効率的だと思われます。本ワークショップでは,人間と機械の「いいとこ取り」について考えます。具体的には,①「評価用フローチャート」と ②オンラインのライティング評価支援ツールGoodWriting Raterの活用法をご紹介し,参加者のみなさまに実際に使っていただいて,その結果等をご一緒に検討したいと思います。
今回はZoomによるオンライン開催で,当日は評価用フローチャートを使用して,個人評価とグループでの統一評価(ブレイクアウトルーム使用)を出していただきます。ご参加の方には,ワークショップで使用する作文をあらかじめ読んでおいていただく簡単な事前作業があります(11月29日送付予定)。
なお,「評価用フローチャート」のワークショップは,2019年3月2日の名古屋大学法政国際教育協力研究センター・名古屋大学国際言語センター主催のワークショップ「ライティング評価の統一を試みる-「フローチャート」の活用-」と重なることをお断りしておきます。
・参考サイト:Good Writing科研「GoodWriting-jp 読み手と構成を意識した日本語ライティング」<http://goodwriting.jp/wp>
・参考文献:田中真理・阿部新(2014)『Good Writingへのパスポート 読み手と構成を意識した日本語ライティング』くろしお出版
◆講師プロフィール
田中 真理氏
国際基督教大学大学院比較文化研究科博士前期過程修了。博士(学術)
インドネシア大学客員講師,国際基督教大学教養学部講師,電気通信大学国際交流推進センター助教授,名古屋外国語大学外国語学部・大学院国際コミュニケーション研究科教授を経て,現在,名古屋外国語大学名誉教授。
主な著書に、『Good Writingへのパスポート - 読み手と構成を意識した日本語ライティング』(阿部新との共著)くろしお出版(2014),『フィードバック研究への招待―第二言語習得とフィードバック』(大関浩美他との共著),くろしお出版(2015)。
坪根由香里氏
南山大学大学院修士課程外国語学研究科日本語教育専攻修了。
国際基督教大学日本語教育課程,タイ王国コンケン大学教育学部日本語教育プログラム,早稲田大学日本語教育研究センターを経て,現在,大阪観光大学観光学部教授。
研究分野は,ライティング教育と評価,教師ビリーフ,教師のキャリア形成。
主な著書に、「日本語を母語とする現職日本語教師Aの『いい日本語教師観』ーPAC分析を活用してわかること」舘岡洋子 編『日本語教育のための質的研究 入門 ー学習・教師・教室をいかに描くか』ココ出版(2015)(小澤伊久美・坪根由香里共著)。
◆お申込 https://bit.ly/3D20iOp
[定員に達しましたので締切りました]
*締切:11月25日(木)午後5時
*お申し込みいただいた方には、事前にZoomIDとパスワードをお送りいたします。