[6/2~6/8] ICUなのにPeace Weekがなくてどうする!? (Peace & Reconciliation Week)

2025-05-09

カテゴリ:

ICUなのにPeace Weekがなくてどうする!?

だから作りました。

『Peace & Reconciliation Week』

ICUで平和に向けて活動する団体が集結


  • 日  程:2025年6月2日(月)~6月8日(日)
  • 場  所:国際基督教大学 三鷹キャンパス内

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    *水色のイベントへは学外の方も自由にご参加いただけます。こちらのフォームからそれぞれのイベントへ事前登録をお願いします。
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    PEACE & RECONCILIATION WEEK DETAILS

    講演・講義
    6/2(月)午後 根本敬氏(上智大学名誉教授/ICU非常勤講師)特別講演 『ミャンマーと日本との和解』
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    <負の記憶>の語られ方ー日本軍占領下のビルマ(1942-45)を生きた人々が見た日本と日本人-- みなさんは自分にとって辛い記憶を他者に語ることができますか?そもそも語りたいと思いますか? この講演では80年前のアジア・太平洋戦争において、日本軍占領下で苦しい経験をしたビルマの人々のく負の記憶>を3つ紹介します。いずれも私個人に向けて語られた言葉です。21世紀の日本に生きる私たちが、それらの言葉をどのように受け止め伝えていくべきなのか、「和解」というテーマと絡めて考えることにします 。

    6/3(火)午後 長谷川祐弘氏(元国連事務総長特別代表)特別講義 『国連から見た平和と和解~東ティモールとルワンダにおける実践~』
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    ICU大学院を卒業し、その後約40年に渡り国連で活躍された長谷川祐弘先生が、この度「国連から見た平和と和解」というテーマのもと講演を行います。国際平和への使命を背負った国連から見る「平和」とは、「和解」とは。ルワンダにおけるジェノサイド直後の赴任経験や、東ティモール独立に係るインドネシアとの交渉など、国連の立場から現地で見た知見を踏まえ、貴重なご講演をいただきます。

    講師紹介:長谷川裕弘氏
    日本国際平和構築協会 理事長。京都芸術大学特別教授(2020~). 京都国際平和構築センター長、国連システム学術評議会(ACUNS)東アジア連絡事務所長、日本国連協会学術交流担当理事、元国際公務員日本協会(AFICS-Japan)会長。元国連事務総長特別代表(2004-2006東ティモール担当). 国連勤務37年間。国連開発計画(UNDP)アジア太平洋局次長(1996-99)、国連ボランティア計画本部次長(1987-93)、カンボジア総選挙UNV選挙監視団統括官(1993)、ソマリア国連平和活動 政策企画部長(1994), 国連開発活動調整官(南太平洋 1985-86; ルワンダ1995-96; 東ティモール2002-06年)。 

    6/6(金)午後 梅森直之氏(早稲田大学教授/早稲田大学国際和解学研究所)特別講演『学問的な視点から見る和解』
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    『学問的な視点から見る和解』~和解学から見つめる「和解」という概念~ ICU Reconciliation Clubでは、これまで第1回、第2回、平和構築に向けた具体的なアプローチの一つになりうる「和解」という概念そのものを考えてきました。今回の第3回からは、この和解を学術的に取り扱う、和解学という学問があることを認識し、その和解学が私たちの考えてきた「和解」とどのように結びついているのかを考えていきたいと思います。 

    ドキュメンタリー映画上映
    6/4(水)午後 『霞色のライラック』(協力:ERIFF 国際和解映画祭)
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    『霞(かすみ)色のライラック』 戦時下の満州。恋に落ちた盲目の日本人女性と中国人青年 民族の壁を越えて愛し合う二人。しかし、時代は濁流となって、二人を引き裂いていく。人は遺を乗り越え、愛し合えるのか?分断の進む世界で、人の絆を問う青春群像ラブストーリー。 映画を見ながら一緒に和解について考えましょう✨皆さんのお越しをお待ちしております!  あらすじ:新聞社の資料室。記者の取材に応じる盲目の老女ハナが語る戦争の記憶は、1943年の満州へとさかのぼる。引きこもり生活に終止符を打ち、街に飛び出した若き日のハナは、映画監替を夢見る中国人青年・洋と出会い民族の壁を越えて愛し合うようになる。しかし次第に戦況は悪化、抗日活動も激化していく。そして迎えた終戦、ハナと洋に最大の試練が襲いかかるー 

    『FLEE』(主催:IRIS)
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    映画「FLEE」 『アフガニスタンの生まれ、ある日突然、家族と居場所を奪われたこと、同性愛者の存在許されない国でゲイとして生きること、ある青年が語る真実に世界は耳を傾け、そして、心を震わせた。』この映画で、難民と関わる私たちのサークルIRISでも以前合宿で上映しました。当事者の物語に一緒に耳を傾けてみましょう。
    あらすじ:アフガニスタンで生まれ育ったアミンは、幼い頃、父が当局に連行されたまま戻らず、残った家族とともに命がけで祖国を脱出した。やがて家族とも離れ離れになり、数年後たった一人でデンマークへと亡命した彼は、30代半ばとなり研究者として成功を収め、恋人の男性と結婚を果たそうとしていた。だが、彼には恋人にも話していない、20年以上も抱え続けていた秘密があった。あまりに壮絶で心を揺さぶられずにはいられない過酷な半生を、親友である映画監督の前で、彼は静かに語り始める...

    6/5(木)午後『So Long Asleep: Waking the Ghosts of a War』(『Reconciliation after Conflict』公開授業/5-6限)
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    This film follows a project to return the remains of Korean people left in Japan even after the end of World War II back to their homeland. Has the war truly ended? Has the past been fully reconciled? Is genuine reconciliation possible? Based on this film, which raises many such important questions, we will reflect and discuss these issues together with the participants. 

    成果発表
    ICU POW和解プロジェクト:イギリス訪問活動報告
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    私たちICU和解プロジェクトは、2024年度の夏にイギリスを訪れ、POWの家族の方々にインタビューしに行きました。POWとはPrisoner Of Warの略称で、第二次世界大戦中に日本軍の捕虜だった方々の事です。POWの家族の世代を超えてなお残る「語られなかった痛み」や、「赦しきれない思い」...「和解」はただ許すことではなく、過去と向き合い、記憶し続ける中で少しずつ歩み寄る関係性の再構築なのかもしれません。報告会では、現地での対話や出会いから得た学びを発表します。皆さんと共に、平和と和解について考える時間を持てたら嬉しいです!

    ICU授業『GEL003 特別講義(B):和解』(2024年度冬学期) 学生成果発表

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    私たちは2024年度冬学期、「GEL003 特別講義(B):和解」の授業を通して、キリスト教の視点を中心に、さまざまな事例から"和解"の意味と可能性について学びました。毎週、異なる専門分野の先生方から講義していただき、歴史、社会、文化、信仰など多角的な視点から、「分断を超えて共に生きるとはどういうことか」を深く考える機会となりました。 Peace and Reconciliation Weekの一環として、学生一人ひとりが見つけた"和解"への問いや気づきを共有したいと思っています。私たちのことばが、誰かの心に小さな「和解の種」として届きますように。 ぜひ、見に来てください! 

    Nagasaki Echoes Project 学生イベント

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    Nagasaki Echoes Projectは、長崎でのサービス・ラーニング経験者と長崎出身の学生6名によって立ち上げられました!長崎の声をICUに広く共鳴させる!をコンセプトに活動しており、5月には長崎から被爆者の方と教授をお招きし、学内で講話イベントも開催しました! 今回の学生イベントでは、長崎が直面する問題、また広く平和活動が抱える問題を、ICU内で活動する様々なbackgroundを持った学生と一緒に考えていきたいと思います! また、week期間中は原爆展も常時行っておりますので、ぜひそちらも一緒にご覧になってくださいね✨ 

    LearnUs Global Semester Program2024 参加学生有志:ワークショップ・学生イベント

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    こんにちは!この企画は、韓国の延世大学とICUが共同で運営しているLearnUs Global Semester Program 2024のICU参加学生有志によって立ち上げられました!私たちは、平和、韓国、日韓関係、和解、過去の歴史などといったトピックに対し、真剣でありながらも、常に楽しさを忘れずに向き合うことが重要だと考えています:) 今回は、これらのトピックに関心がある方とたくさん出会えたら嬉しいな!と思い、3日にはアクセサリー作りのワークショップを、そして6日には、O's cafeで☕️お菓子を食べながらじっくりゆったりディスカッションできる場を用意する予定です!もちろん、なんとなく行ってみたいかも!という方の参加もok♡6月にお会いできるのを楽しみにしています❤️‍🔥



    パネル展示(常設)
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    長崎原爆展(協力:長崎平和推進協会、長崎大学 核兵器廃絶研究センター RECNA)コミュニティ・サービス・ラーニング(長崎・天龍村活動紹介)

    展示概要|「長崎から、未来を考える」  
     本展示では、「被爆直後の長崎の姿」「時間とともに現れた長期的な原爆の影響」そして「核兵器が存在する現代社会」と過去から現代、さらには未来への繋がりを示しながら、「自分ごと」として核の問題を捉える視点に出会える場を目指します。  
     被爆写真や被爆者の手記を通して、その場には見えない苦しみや暮らしの変化、核兵器がもたらす非人道性に向き合います。また、さまざまなデータや事例から、核兵器が存在し続ける現代社会にも目を向け、いまを生きる私たちが、「平和な社会づくり」に向けて改めて考えることができるコーナーも準備中です。加えて、企画者であるNagasaki Echoes Projectメンバー6名のリアクションや感想をまとめたコラムも掲載予定です! 今回の原爆展を通じ、核の問題に関心のある方が1人でも増えることを願っております。皆様のお越しを心よりお待ちしております!

    PEACE & 特別企画

    6/7 (土) 13:00 ~   ダイアログハウス国際会議室2F
    ドキュメンタリー映画上映および製作・出演者トークイベント

    『天龍村の歴史』
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    第二次世界大戦中、長野県天龍村では、多くの外国人捕虜や中国・韓国から強制動員された人々がダム建設に従事し、命を落としました。その歴史を語り継ぐために----村人の思いを受け、ミドルベリー大学の学生たちがこのドキュメンタリーを制作しました。

    『Removed by Force』

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    ハワイで日系人が受けた迫害と人権侵害の歴史を描いたドキュメンタリーです。国際基督教大学とミドルベリー大学の学生による共同プロジェクトで日本語字幕の制作を担当。若い世代の手で受け継がれる記憶と向き合ってみませんか。

    懇親会・ミニコンサート
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    ドキュメンタリー映画のトークイベント登壇者、ICU(国際基督教大学)の関係者、「Peace and Reconciliation Week」の企画・運営に携わってきた学生団体のメンバー、そして「平和と和解」に関心のある三鷹市・武蔵野市の市民や一般参加の方々など、さまざまな方が一堂に会します。ドリンクや軽食をご用意しておりますので、どうぞごゆっくり歓談ください。同じ志を持つ仲間との新たなつながりが生まれる場となれば幸いです。日本の伝統音楽の演奏、平和への願い・祈りを込めて、讃美歌の合唱もあります。

    ご参加、是非お待ちしております!

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    企画:

    ICU×Peace and Reconciliation Club、ICU POW 和解プロジェクト、ICUサービス・ラーニング・センター、ICU Time Travelers (歴史翻訳・学生団体)、ICU和解フォーラム、IRIS(ICU難民・移民支援サークル)、LearnUs Global Semester Program2024 参加学生有志、ミドルベリー大学日本校、Nagasaki Echoes Project、他

    協力:

    ERIFF 国際和解映画祭、日本ICU財団(JICUF)、長崎平和推進協会、長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)

    後援:

    ICU国際交流室

    共催:
    ICU 平和研究所(PRI)

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