[PRI] Open Lecture on "ウクライナ戦争を止める道"

“ウクライナ戦争を止める道" (hosted by PRI)

Ukrine Event(Autumn Term).pdf

Monday, 14 November 2022

Professor Haruki Wada (Professor Emeritus, University of Tokyo)

"ウクライナ戦争はすでに８か月つづいている。戦争はますます危険なものになっている。戦争はロシアとウクライナの人々のためにも、全世界の人々にとっても、一日でも早く止めなければならない。だが即時停戦を主張する者は時代遅れのロシアびいきか、老人のくりごとだとみなされている。私は開戦の当初から即時停戦を主張してきた。ウクライナ戦争をはじめたプーチンはヒトラーではない。この戦争は３５０年近く一つの国であって、３０年前に分かれたロシアとウクライナの戦争であり、いわば分離独立を巡る内戦である。当初から両者は会談を開始し、一か月後には停戦の条件を交換した。そこで外から決定的な転換が起こり、停戦の話は消え、米英NATOの全面支援を受けるウクライナはロシアとの本格的戦争に突入した。今日ロシアはドンバスと南ウクライナの２州を自国領と主張し、ここで停戦を提案している。ウクライナはロシアを撃滅し、完全勝利をめざすと宣言した。われわれはどうすべきなのか。ウクライナとともにロシアと戦うのか、それとも即時停戦を主張するのか。選択肢は他にあるのか。なぜそうなのか。考えてみよう。"

- Event Details -

Language: Japanese

Time: 13:50~16:05 (14 November 2022)

Lecture Mode: Zoom (Zoom information provided after registration below)

https://forms.gle/xeaL89NPTA7S18CEA

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