シンポジウム "ここ"の歴史へ ー幻のジェットエンジン、語るー
2018-05-30カテゴリ: シンポジウム(2018)
シンポジウム
"ここ"の歴史へ ―幻のジェットエンジン、語るー
時間:2018年 6月2日(土) 13:00-18:00(開場12:30)
場所:ICUディッフェンドルファー記念館東館オーディトリアム
2017年、第二次大戦中に開発されたジェットエンジン「ネ230」の部品が、ICUキャンパス内で発見されました。"ここ"ICUのキャンパスは、戦時下に戦闘機などの設計・試作を行った中島飛行機三鷹研究所の跡地だからです。本シンポジウムは、ジェットエンジン部品の調査結果を共有し、地域に生きた人びとやICUキャンパスのさまざまな記憶が折り重なる"ここ"の歴史へ迫ろうとする試みです。ジェットエンジンの展示も行います。懇親会は定員となりました。たくさんのお申し込みありがとうございました。
プログラム
13:00-13:10 趣旨説明
■高澤紀恵(ICU)
■北河大次郎(東京文化財研究所)
13:10-14:30 第一部:幻のジェットエンジンをめぐって
■高柳昌久(国際基督教大学高校)「中島飛行機三鷹研究所とジェットエンジン部品の『発
■長島宏行(日本航空協会)「東京文化財研究所におけるジェットエンジン部品の調
■苅田重賀(日本航空協会)「ジェットエンジン部品の文化財としての活用」
14:40-15:10
■学生による映像作品上映
「あのときの記憶、わたしたちのキャンパス」
15:20-16:50 第二部:ジェットエンジンから"ここ"の歴史へ
■奥泉光(小説家、近畿大学)「 戦争を「経験」にする」
■加藤陽子(東京大学)「航空戦としての太平洋戦争」
■大門正克(横浜国立大学)「"ここ" の歴史の地層を掘るために――三多摩の小平・田無の歴史を参照す
17:00-18:00 総括質疑