終了しましたワークショップ「歴史のなかの暴力と社会」
2022-02-14カテゴリ: イベント:シンポジウム , シンポジウム(2021)
「歴史のなかの暴力と社会」
現代の世界において暴力の問題は深刻さを増している。とくにコロナウイルスが猛威を振るった2020年には、アメリカで人種差別に反対するデモに対して暴力が行使され、社会の分断を浮き彫りにした。また香港では2019年の逃亡犯条例に反対するデモに対して国家権力と警察が暴力を行使し、デモ隊の一部が激しい暴力を用いて抵抗した。ヨーロッパでも難民問題や宗教をめぐって暴力の応酬がなされている。
こうした現実を前に、公権力による暴力や統制を含め、長い歴史的スパンの中で暴力の問題について考察を深めたい。
日時:2022年3月12日(土)13:00~17:00
場所:本イベントは、Zoom を用いて開催します。以下のアドレスより事前登録をお願いします。
https://icu.zoom.us/webinar/register/WN_ArbXjvyGQV-NfKpHzJuKCA
13:00-13:15 | 開会あいさつ | |
13:15-14:15 |
「幕末社会における暴力と社会」 |
須田努(明治大学・教授) |
14:15-15:15 | 「近代日本の都市における民衆暴動」 | 【対談】藤野裕子(早稲田大学・准教授)・ロバート・エスキルドセン(ICU・教授) |
15:15-15:30 | 休憩 | |
15:30-16:30 | 「インドネシア大虐殺にみる公権力と民衆扇動」 | 倉沢愛子(慶應義塾大学名誉教授) |
16:30-17:00 | 共同討論 | |
17:00 | 閉会あいさつ |
※講演は日本語で行われます