NEW第206回アジアフォーラム「「同化」と「皇民化」の間―日本統治下(1930年代)台湾の寺廟整理をめぐって―」

2025-06-11

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アジア文化研究所は、第206回アジアフォーラム「「同化」と「皇民化」の間―日本統治下(1930年代)台湾の寺廟整理をめぐって―」を下記の通り開催いたします。

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講師:原田雄斗先生(國學院大學研究開発推進機構日本文化研究所 共同研究員)

日時: 2025年7月9日(水)16:00~17:30(日本時間)

言語:日本語

会場:国際基督教大学 本館101教室

講演概要:

 満州事変(1931年)や日中戦争(1937年)などによって、1930年代の台湾では、敬神尊皇精神を広める必要に迫られた。そこで、台湾の在来宗教の施設である寺廟が統合されたり、廃止されたりする寺廟整理が行われた。これは、領台以来の台湾在来宗教「温存」「放任」政策が「改善」「整理」政策へと転換したことを意味する。同時に、敬神尊皇精神を広めるために神社や神道への注目が高まることで、神社や神道に新たな課題が付与された。本報告では、1930年代に展開された寺廟整理をめぐる総督府側の議論や実際に寺廟整理を担った側の議論を取り上げることで、日本統治下台湾における「同化」や「皇民化」の意味を捉えたい。

申込:下記リンクより事前登録をお願いいたします。申込締め切りは、2025年7月8日(火)15:00 までです。

https://forms.gle/xoqenJLMc2UP6zYQ7

みなさまのご参加をお待ちしております。

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