[R-Weeks 2026] 「普通」の外から 歴史と現在をつなぐ対話: クィア・植民地主義をめぐって
2026-05-14カテゴリ: CGSのイベント , ニュース , 講演会・公開レクチャー・ワークショップ

時間:6月18日(木)17:00-18:30
場所:ERB-1 347
言語:日本語
・対面開催、申し込み不要
・学内外問わず、どなたでも無料でご参加いただけます。予約不要です。
・必要な情報保障等ございましたら、お手数ですがCGS (cgs@icu.ac.jp)にご連絡ください。
近年、日本でもプライドイベントやクィアをめぐる言説は広がりを見せています。しかしその背景には、これまで十分に語られてこなかった歴史や、見えにくい力関係が存在しています。
本イベントでは、ポッドキャスト「クィアと80年」を手がけるゲストをお招きし、これまでの活動(関東大震災における朝鮮人・中国人虐殺の追悼や、先住民の遺骨返還をめぐる取り組みなど)についてお話を伺います。そのうえで、植民地主義や歴史の視点から、現在の日本におけるクィアやプライドをめぐる言説、そしてクィアとしての「私たち」の立ち位置について考えます。後半はグループに分かれてのディスカッションを行います。正解を出す場ではなく、それぞれの問いや違和感を持ち寄りながら、対話を通して考えを深めていく時間にしたいと考えています。
また本イベントでは、「人を殺させない/させられない」という視点から、クィアと暴力、国家の関係についても考えます。平和や脱植民地主義といったテーマは、一見するとクィアの問題から遠いように思われるかもしれません。しかし、どのような生が守られ、どのような生が排除されてきたのかを問い直すとき、それらは切り離すことのできない問題として立ち現れます。
いま、戦争や排外主義をめぐる動きが強まるなかで、「普通」や「当たり前」とされてきた社会のあり方そのものを問い直す必要があるのかもしれません。「クィア」という視点は、その前提を揺さぶり、別の生のあり方を想像するための手がかりにもなりえます。
知識の有無にかかわらず、どなたでも歓迎です。「ちょっと気になる」という気持ちから、ぜひ一緒に考えてみませんか。
ゲスト:遠藤純一郎
2018年に性教育をテーマにしてカレンダー制作などを行う「白いチューリップ」を立ち上げ、主に全体のディレクションやデザインを担当。2025年から始めたポッドキャスト「クィアと80」では、さまざまなゲストと共にクィアであることや植民地主義に関するおしゃべりを配信中。そのほかの参加団体として、関東大震災時の朝鮮人・中国人虐殺の歴史を伝える「百年(ペンニョン)」や、東京大学が先住民族の遺骨を盗んだままになっている問題に取り組む「東大遺骨返還プロジェクト」がある。クィアであることを軸に、ワークショップなどのイベントの企画、ZINE制作、作曲など、表現を模索しながら活動中。
企画:文可依
協力:島袋海理、谷口歩実、小西優実