「Intimate Battles」上映会&トークイベント

愛の約束のはずだった関係に暴力が隠れる。日本をはじめ、世界中でパートナーや恋人からの暴力に悩んでいる人が少なくありません。さらに、新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛が影響で、ドメスティック・バイオレンス（DV）の被害の深刻化が懸念されています。日本では、2020年度のDVの相談件数が昨年11月までの総数で13万2355件に上り、過去最多となりました。

虐待や死から逃れるにはどうしたらいいのでしょうか？　ドメスティック・バイオレンスや交際相手暴力（デートDV）について一緒に考えてみませんか？

フィンランド、メキシコ、インド、スペイン、アメリカなど、世界中のDVサバイバーの物語を描いた映画「Batallas íntimas」の上映会の後、NPO法人全国女性シェルターネットで24時間365日の相談電話窓口のコーディネーターとして活動してきたICUのジェンダー・セクシュアリティ研究プログラム卒業生の草野由貴さんを招いて、日本におけるドメスティック・バイオレンスや交際相手暴力について話していただきます。

「Intimate Battles」上映会&トークイベント

映画：Batallas íntimas (Lucía Gajá 監督、2016年）

登壇者：草野由貴

日時：2021年6月9日（水）12:40-15:30

使用言語：英語（Q&Aは英語と日本語）

場所：Zoom　＊事前登録をお願いします＊

出演者プロフィール

草野由貴

国際基督教大学教養学部にてジェンダー・セクシュアリティ研究を専攻、カリフォルニア大学アーバイン校女性学部への１年の留学を経て2010年に卒業。東京大学大学院人文社会学研究科中退ののち、女性のセクシュアルヘルスグッズ輸入販売会社に勤め、性と生殖の権利や性教育等をテーマとしたオンラインコラムやメールマガジンの執筆を担当。その後専攻を生かし、NPO法人全国女性シェルターネットに転職し、24時間365日の相談電話窓口のコーディネーターとなった。現在は、米国ボストンに拠点を置くフィッシュファミリー財団・ジャパンオフィスの開設に伴いジャパンプログラムマネージャーとして、女性のためのエグゼクティブリーダーシップ・プログラムの提供に携わっている。

イベントについての問い合わせは、guarini.letizia@icu.ac.jpまでご連絡ください。