【「人間」を脱植民地化する】特別講演 保井啓志「動物をめぐる政治と植民地主義の結節点：イスラエルの事例から考える」3/9 (土)

【「人間」を脱植民地化する】 特別講演
【Decolonising the "Human"】 Special Lecture

保井啓志
「動物をめぐる政治と植民地主義の結節点：イスラエルの事例から考える」

近年イスラエルでは、動物の権利が社会的に注目されてきている。本報告では、この近年の動きを取り上げ、それがいかにイスラエルの国家の優位性を主張する言説や現在進行中で行われている植民地主義と結びついてきているのかを分析する。2023年10月7日以降の政治的変遷を意識しつつも、動物をめぐる政治がそれ以前もそれ以後も、制度的な構造やパレスチナに対する暴力と密接に結びついてきたことに目を向ける。

保井啓志 (筑波大学ヒューマンエンパワーメント推進局助教)
イスラエル／パレスチナ地域を対象に、フェミニズム・クィア理論（ジェンダー・セクシュアリティ研究）、批判的動物研究を専門にしている。主な研究関心は ①性の政治と②動物の政治、③ナショナリズムという三者の関係を見てゆくこと。

日時：3月9日 (土) 13:00-14:30
場所：Webinar ※下記URLより事前登録をお願いします
https://icu.zoom.us/webinar/register/WN_MxRY6At3TyuRaamTFGntDw#/registration
言語：日本語
UDトーク有

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