アジアの宗教における「修養」の諸相

2015-06-06

カテゴリ:

主催:国際基督教大学アジア文化研究所

ミニ・シンポジウム

アジアの宗教における「修養」の諸相
(The Varieties of Self-Cultivation in Asian Religion)

2015年6月6日(土)
国際基督教大学 本部棟204

「(自己)修養」(self-cultivation)の実践はアジアにおいて、現実世界に生きる人間の実存に向き合う手法として、様々な宗教的創造の中心的役割を担ってきた。社会的存在として生きていくための倫理・道徳の陶冶、寿命を全うするための養生法の模索、そして究極的存在と合一する神秘体験の希求など、「修養」の目的は重層的で多様である。
本セミナーでは、アジアの宗教における「修養」をテーマに、国際的に活躍する3名の研究者の方々から、それぞれの専門分野における最新の調査研究を発表していただく。様々な研究視座から「修養」の諸相に迫ることによって、アジアの宗教のダイナミックな多元性について学ぶ機会が得られることだろう。

Program (各発表は紹介・質疑応答(5分目安)を含む)
14:00-14:10 古藤友子(国際基督教大学アジア文化研究所所長)
開会挨拶
14:10-14:55 上座部仏教における修養
馬場紀寿(東京大学東洋文化研究所/准教授)
要旨 (Abstract)
15:00-15:45 道教全真教における修養法----六代宗師尹志平の語録に基づいて
スティーブン・E・エスキルセン(テネシー州立大学チャタヌーガ校 / ノースキャラハン特別研究教授)
要旨 (Abstract)
15:50-16:10 休憩&ティーブレイク
16:10-16:55 近代日本における修養と身体文化
吉永進一 (舞鶴工業高等専門学校/教授)
要旨 (Abstract)
17:00-17:30 総合ディスカッション

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