グローバル時代における コミュニティ・ベースト・リサーチの可能性

2018-09-19

カテゴリ:

グローバル時代におけるコミュニティ・ベースト・リサーチの可能性

- メタモルフォーシス・プロジェクトのアプローチから-

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アメリカにおける Community-based research(CBR) や Community-engaged research、すなわち地域の人たちや実践家と研究者など専門家が共働し問題解決にむけてともに歩むことを目指した研究アプローチを参考に、日本の地域をめぐるメディア研究実践のこれからについて考える研究会を企画いたしました。
 欧米では、医療や教育、格差問題など地域が抱えるさまざまな課題をめぐる多様なCBR 実践がみられます。しかし、異なる立場の人たちが同じゴールを共有し目指すことは容易ではなく、そこには葛藤や衝突が生まれることも少なくありません。一方、日本や韓国など東アジアにおいても、グローバル化や高齢化が進む中で、地域が抱える課題に取り組むための参加型、あるいは共同的な実践が求められています。
 第一回目の研究会では、アメリカでCBR(「メタモルフォーシス・プロジェクト」) に従事し、現在は韓国で CBR 実践の展開に取り組んでいるキム・ヨンチャン氏をお迎し、研究の内容や実践をめぐって感じられるアメリカと韓国の違いなどについてうかがいます。また、 同じくアメリカ、日本でCBR を実践しているチョン・ジュヨン、客員研究員として南カリフォルニア大学におけるCBR 実践に触れ、8 月に帰国した林田真心子からもそれぞれの経験を報告し、駒沢大学GMS ラボラトリ研究員の白水繁彦氏よりコメントをいただきます。
 なお、本研究会は2 回にわたって開催します。次回は 2019 年初め頃、今回の議論と日本におけるコミュニティ実践や研究を接続させていく予定です。

Date Saturday, October 13, 2018

Time 13:30 ‒ 16:30

Location International Christian University (ICU)

国際基督教大学 東ヶ崎潔記念ダイアログハウス 国際会議場2F

RSVP・ 申し込み https://goo.gl/forms/vyFLUylBd25smO7K2

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