[平和研究所]高橋哲哉先生による公開講演会のお知らせ

2024-01-29

カテゴリ:

この度、平和研究所では著名な哲学者である高橋哲哉先生(東京大学名誉教授)をお招きし、沖縄と平和についてのオープンレクチャーを開催いたします。

2月5日(月)
「沖縄 基地引き取り論とは何か」

「全国の0.6%の土地に70%の米軍基地」という言葉に象徴されるように、沖縄は戦後今日まで、米軍基地の集中に苦しんできました。日米安保体制下、これは本土による沖縄への「構造的差別」ではないかという見方から、基地を本土に移転することで沖縄の負担を軽減・解消しようという「基地引き取り論」が生じました。この議論について論じます。

言語:日本語
場所:H-116
時間:11:30-12:40(三限)
事前登録は必要ありません。

2月19日(月)
「「台湾有事」論と沖縄」

日本政府は「中国の脅威」を理由に自衛隊の「南西シフト」と称して、奄美大島から与那国島に至る琉球諸島への自衛隊配備を進めてきました。中国の台湾侵攻の可能性が高まっているという「台湾有事」論が喧伝され、ウクライナ戦争が勃発する中で、沖縄では「第2沖縄戦」になりかねないという危機感が高まっています。どう考えればよいでしょうか。

言語:日本語
場所:H-116
時間:11:30-12:40(三限)
事前登録は必要ありません。

高橋哲哉(たかはし てつや)氏
1956年生まれ。東京大学名誉教授。専門は哲学、現代思想。今回の講演に関連した著書として、『犠牲のシステム 福島・沖縄』(2012年、集英社新書)、『沖縄の米軍基地 「県外移設」を考える』(2015年、集英社新書)、『日米安保と沖縄基地論争』(2021年、朝日新聞出版)等がある。

本講演会は、松田浩道先生の「憲法 I」の授業と合同開催です。
イベントに関するご質問等はicupri@icu.ac.jpにご連絡ください。

ご参加、是非お待ちしております!

    Copyright © 2018 ICU International Christian University - All Rights Reserved
    [平和研究所]高橋哲哉先生による公開講演会のお知らせ 平和研究所  Jp sitemap  En sitemap