移動するジェンダー・セクシュアリティ~アジア太平洋に「多様な性」の居場所はあるか?~

2018-01-10

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ワークショップ: 移動するジェンダー・セクシュアリティ~アジア太平洋に「多様な性」の居場所はあるか?~

生きにくい国から、生きやすい国へ―
自分らしい性(ジェンダー・セクシュアリティ)を生きるため、母国を離れる人々。
だが、海の向こうの国は理想郷なのか?
アジア太平洋(日本、カナダ、オーストラリア、タイ、シンガポール)をフィールドに、移動とジェンダー・セクシュアリティの関係を問う!


日時
2018年2月10日(土)
14:00-18:00(13:30開場・途中休憩あり)
参加無料・予約不要

会場
国際基督教大学ダイアログハウス2F 国際会議室

言語
日本語、一部英語

パネリスト
長友淳(関西学院大学)
ユエン・シューミン(シンガポール国立大学)
吉田匡(カナダ移民支援団体MOSAIC)
加藤恵津子(国際基督教大学)

主催
国際基督教大学ジェンダー研究センター
共催
国際基督教大学アジア文化研究所

プログラム
14:00~14:10 ご挨拶(加藤恵津子、国際基督教大学ジェンダー研究センター長)

14:10~14:50
「オーストラリアの日本人:家父長制イデオロギーとの交渉」
長友淳(関西学院大学准教授)

14:50~15:30
"Agents of One's Body: Transgender Medical Tourism Brokers in Contemporary Japan"  ユエン・シューミン (シンガポール国立大学 CGS研究員)

15:30~16:10
「理想化された西洋はそこにあるのか?: カナダ西海岸のLGBTQ移民・難民支援プログラム研究」 吉田匡(カナダ移民・難民支援NPO「MOSAIC」職員)

16:10~16:50
「〈グローバル人材〉言説のマッチョイズム:〈男〉ではない人々のアジア太平洋への移動」 加藤恵津子(国際基督教大学教授)

16:50~17:05 Coffee Break
17:05~17:25 パネリストによるコメントと問題提起
17:25~18:00 フロアを交えての自由討論
18:00 ご挨拶(加藤恵津子)


パネリスト紹介
長友淳 NAGATOMO, Jun
オーストラリア・クイーンズランド大学博士(社会学)。関西学院大学准教授。オーストラリアへの日本人の移住・定住プロセスを研究。主な著書に『日本社会を「逃れる」』(彩流社、2013)、Migration as Transnational Leisure(Brill, 2015)、『オーストラリアの日本人』(法律文化社、2016)など。

ユエン・シューミン YUEN, Shu Min
オーストラリア・メルボルン大学博士 (Cultural Studies)。シンガポール国立大学シニアチューター、国際基督教大学研究員(2016-2018)。日本のFemale-to-Male (FTM)トランスジェンダーを中心に「トランスジェンダーと移動・ 移民」について研究中。

吉田匡 YOSHIDA, Masashi
国際基督教大学学士(社会学)、カナダ・サイモンフレーザー大学修士(ジェンダー学)修了。現在、カナダ移民・難民支援NPO「MOSAIC」職員。LGBTQ移民難民を支援するBelong Programを運営している。

加藤恵津子 KATO, Etsuko
カナダ・トロント大学博士(人類学)。国際基督教大学教授。カナダ、オーストラリア、シンガポールにて日本の「自分探し移民」を研究中。近著に『グローバル人材とは誰か』(青弓社、2016)など。


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