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NEW同性婚合法化の軌跡、これから始まる抵抗の可能性について

2022-11-07

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11月12日(土)開催『同性婚合法化の軌跡、これから始まる抵抗の可能性について』

 

日本と台湾の専門家を招き、同性婚の現在・未来に関する問題点を話していただきます。

開催時間:1112日(土)10時―13

開催方法:ZOOM

申し込みリンク:https://icu.zoom.us/meeting/register/tJ0vcu6orz0uE9xeKBwNxuAZMA_vLEfZ7vkL

  

2022 年現在、同性婚ができる国は圧倒的に少ない。その中で、国際カップルの法的な権利をどう実践できるのかは重要な課題のひとつである。コロナ禍によって、親密な関係性を見直す人は少なくない。その中で、ロックダウンの影響で、より人とのつながりを求め、今までの恋人同士の関係から婚姻制度によって法的に認められたいと考える人もいる。その一方で、親密な関係性において暴力を受ける場合、法律的にどのようなサポートがあるのか。また、渡航制限などの防疫対策の影響で、国際カップルは強制的に離れ離れになってしまう状況の中で、異性愛カップルは婚姻制度を利用し、一緒に暮らすことを実践することが可能に対し、同性愛カップルはこのような選択肢がない。このようにとりわけ国際同性結婚に関わる問題が多く浮上している。 

このような具体的な問題を体系的に理解するため、東アジアで初めて同性婚の法制化をした台湾の同性婚運動に長年関わっている活動団体TAPCPR(The Taiwan Alliance to Promote Civil Partnership Rights)をお招きし、台湾における同性婚運動の歴史・過程・変化から合法化以降、今直面する課題(国際同性結婚)を説明していただく。「多元成家法案」から「同性婚特別法」、そして今日の課題の一つである国際同性結婚にまつわる問題・事例を説明していただく。

また、海外の事例を知ることだけではなく、より自分に身近な問題に繋げるため、現在セクシュアリティと法に関わる研究している弁護士の山本大輔氏から2015 年の時点にいち早く東アジアにおける同性パートナーシップを設立した日本の現状・これからの課題や問題点を説明する。

 台湾と日本における同性間をめぐる法制度の比較から、ジェンダー・セクシュアリティ研究における重要なテーマの一つ「婚姻制度」について考え直すきっかけに繋がることを期待している。

2022 年現在でも、家父長制を前提とした婚姻観、家族観は根強く残っている。日本と台湾における同性婚運動の事例から、「婚姻制度」の運用、「結婚」という概念の意味の拡張や変化など、抵抗的な可能性について一緒に考えましょう!

同性婚合法化の軌跡、これから始まる抵抗の可能性について (ポスター(縦)) (ポスター (横)).png同性婚合法化の軌跡、これから始まる抵抗の可能性について (ポスター (横)).png

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