7/6 シンポジウム「特例法の行方:トランスの性別承認をめぐるパラダイムシフト」
2024-06-06カテゴリ: CGSのイベント , ニュース , 講演会・公開レクチャー・ワークショップ
日時:2024年7月6日 (土) 14:00-18:00
言語:日本語
場所:国際基督教大学ダイアログハウス2階 国際会議室 (キャンパスマップ18番の建物)およびオンライン
【参加方法】
事前登録制になります。
対面参加(定員100名):https://forms.gle/HazUQMUcStjnnZSn7
オンライン参加:https://icu.zoom.us/webinar/register/WN_BRTWOD8KQ6ex4ezdZrBmng
※ ハイブリッド開催
※ UDトークを用いた日本語文字通訳を用います。
※ 会場にはエレベーターがございます。
※ 会場1階に多目的トイレ、2階に男女別トイレがございます。
※ 本イベントにはグランドルールがございます。参加される方はグランドルールの厳守にご協力をお願い致します。
※ 会場での許可のない撮影や録音は禁止致します。
※対面参加の場合は、ささやかながら休憩時間にお茶およびお茶菓子(ヴィーガン対応有)を提供させていただきます。
【イベント概要】
2023年10月25日、最高裁判所は「性同一性障害者の戸籍の取扱いに関する特例法」(以下、特例法)第4号要件を違憲とする大法廷決定を下した。現行憲法下での違憲判断はこれで12例目となり、特例法は改正を余儀なくされることになる。 それはすなわち,法制定時から多くの批判があるような未解決の問題、例えば子なし要件、特別法が依拠する医学的枠組みの潜在的欠陥、アイデンティティを決定する主体の所在といった様々な問題についても再考される必要があることを意味する。 同時に、「女性の安全確保」というレトリックの元で、トランスの人々に対する世界的な排除の動きの影響が立法や社会的態度の双方に悪影響を及ぼすことも予想される。 このような動向を踏まえ、本学際シンポジウムは、法学とトランスジェンダー研究の視点から、特例法制定以来現在まで進行中の出来事と、性別の変更に関わる重要な問題、そして特例法に関連する差別について扱う。
【登壇者・タイムスケジュール】
13:30 開場
14:00 開会
14:10 セッション1 特例法要件を解体する -- 最高裁判所違憲無効決定について
登壇者:大山知康(弁護士法人ゆずりは 代表弁護士)
14:50 セッション2 法的性別の変更を定める制度の枠組みについて -- 医療モデルと自己決定モデル
登壇者:石嶋舞(ヨハネス・グーテンベルク大学マインツ校 客員研究員)
15:30-15:40 休憩
15:40 セッション3 2000年代ジェンダー・バックラッシュと性同一性障害特例法を再考する -- トランス理論の観点から
登壇者:山田秀頌(東京大学大学院総合文化研究科 博士課程)
16:20-16:30 休憩
16:30 パネルディスカッション・フロアディスカッション
コメンテータ 高井ゆと里(群馬大学 准教授)
18:00 閉会
【お問い合わせ】
国際基督教大学ジェンダー研究センター cgs@icu.ac.jp
ご必要な情報保障については、6月28日(金)までにジェンダー研究センター(cgs@icu.ac.jp)までお問い合わせください。
大変恐縮ではございますが、人員不足の問題から対応に限りがあることをご了承くださいませ。
主催:国際基督教大学ジェンダー研究センター(CGS)
企画:小西優実
協力:浜崎史菜、文可依、岡俊一郎