アジアンフォーラム 144th 「近代日本の日記帳―人々の生の記録から何がわかるか―」

2012-11-06

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144th
2012116 火曜日
14:00-15:00
本館251

田中祐介アジア文化研究所研究員
土屋宗一 キリスト教と文化研究所助手
阿曽歩 国際基督教大学大学院博士課程前期

近代日本の日記帳―人々の生の記録から何がわかるか―
人はなぜ日記をつけるのでしょうか。遠い過去から今日に至るまで、世界中で無数の日記が綴られてきました。近年ではブログやFacebook、Twitterなどが日記的役割を果たすことも少なくありません。自発的な、あるいは書かされた生活や内面の記録は、後世からみれば貴重な歴史資料ともなります。

この報告では、ICU図書館とアジア文化研究所が保管する故福田秀一氏(国文学研究資料館名誉教授、元国際基督教大学教授)が蒐集した5000点を越える日記関連資料より、明治中期から昭和末にかけての約550冊にのぼる書き込み式の日記帳を紹介し、その意義を考察します。書き手は小学生、受験生、女学生、主婦、サラリーマン、教師、養蚕家、従軍兵、満州への移住者、登山や俳句の愛好者など、多岐に亘ります。
日記に刻印された生の記録を通じて、今日の私達は過去の日本について何を知ることができるでしょうか。

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発表言語: 日本語

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