アジアンフォーラム 143th 「韓国における文学館の現況と役割について」
2012-10-30カテゴリ: アジアンフォーラム , アジアンフォーラム(2008-2012)
143th
2012年10月30日 火曜日
14:00-15:00
咸苔英 (Ham Taeyoung)
(仁川文化財団課長)
韓国における文学館の現況と役割について
(The Role of Current State of Institutes of Literature in Korea Today)
今、韓国においては文学館というのが増え続けている。韓国における文学館の設立は1995年から実施された地方自治制度と深い関連がある。地方自治制度の本格的に出発するに伴って、文学館の設立も本格化されるようになったのである。
文学館というのは「文学館」と「文学記念館」とで分けることができる。
今現在、韓国に存在する文学館はほとんどが後者、作家一人や作品、特定ジャンルなどをその対象とする「文学記念館」である。「文学記念館」の一番大きな問題点は観覧客の再訪問が ほとんどないというところにある。2013年開館予定である仁川の韓国近代文学館は「文学館」、 即ち総合文学館を目指している。
発表言語: 日本語