2005.5.14
今年も下記の通り第14回小出記念日本語教育研究会の開催いたします。
会員は参加費無料、当日参加者は予稿集代として1000円をいただきます。当日受付で年会費4000円をお支払いになり入会手続きをすることも可能です。特に事前申込は必要ありませんので、御関心をお持ちの皆さまのご参加をお待ちしています。
今年は 「教育現場でのコンフリクトの解決を目指して ―協調的問題解決の視点から―」と題したワークショップを企画しました。このワークショップでは、コンフリクトとは何か、そのケース分析、交渉の6つの要素、交渉のためのコミュニケーションスキル等を学び、デモンストレーション・ロールプレーなどを通して教育現場における問題の協調的解決をさぐります。
ワークショップ後には、第1、第2会場に於いて研究発表を6件行います。また、第3会場ではワークショップの分科会を行います。この分科会は参加者が実際にコミュニケーションスキルを練習し、ロールプレーを行い、具体的な協調的問題解決の方法を学ぶ参加型分科会となっております。人数制限(先着40名)がございますが、講演者から直接コンフリクトマネジメントについて学ぶよい機会です。ご関心をお持ちの方は受付にてお申し込みください。
第14回小出記念日本語教育研究会 研究委員
浅田まり 工藤嘉名子 増谷祐美 安田芳子
研究会プログラム
日時:2005年7月2日(土曜日) 13:00-17:30(12:00より受付開始)
場所:東京女子大学 善福寺キャンパス 24号館
(東京都杉並区善福寺2-6-1 <代表>03-3395-1211)
● 吉祥寺駅(JR中央線・総武線、京王井の頭線)
北口(3番のりば)より西荻窪駅行バスで「女子大前」下車
● 西荻窪駅(JR中央線・総武線、東京メトロ東西線乗り入れ)
※ 土曜日は中央線快速は止まりません
北口より徒歩12分、あるいは北口(1番のりば)より吉祥寺駅行きバスで「女子大前」下車
◆ 吉祥寺駅からタクシー
「東京女子大学善福寺キャンパス」とはっきり指示してください。
<プログラム>
12:00-13:00 受付
※15:05からのワークショップ分科会参加ご希望の方には
整理券を発行します。(先着40名)
13:00-13:10 開会・プログラム説明(総合司会:小澤伊久美)
13:10-13:20 挨拶:上野田鶴子
13:20-14:50 ワークショップ
「教育現場でのコンフリクトの解決を目指して
―協調的問題解決の視点から―」
講師 麗澤大学教授 八代京子氏
15:05-17:00 研究発表(第1・第2会場)・ワークショップ分科会(第3会場)
※以下の3会場同時進行で実施
I. 研究発表 第1会場(司会:佐々木倫子)
15:05−15:40 「お早うございます」の運用形態と意味的推移
濱屋方子(義守大學)
15:45−16:20 演劇活動を通しての日本語教育−「現代日本版シンデレラ」実践報告
松本優(一橋大学大学院生・津田塾大学卒業生)・
下徳真子(津田塾大学卒業生)・辻つかさ(同)・小松裕扶子(同)
16:25−17:00 留学生に対する就職面接指導のあり方に関する一考察
―日本人大学生と留学生の模擬面接を比較して―
茂住和世(東京情報大学)
II. 研究発表 第2会場(司会:中村妙子)
15:05−15:40 「〜(さ)せていただく」の表す「敬意」に関する研究
―待遇表現の観点から―
宇都宮陽子(早稲田大学日本語研究教育センター)
15:45−16:20 「起承転結」を応用した作文の指導 ―日英語における試み―
クロフトミチ子(デンバー大学)
16:25−17:00 論理的文章における読み手の理解を妨げる要因
―日本語学習者の意見文の分析―
田代ひとみ(明海大学)
III. ワークショップ分科会 第3会場 (司会:安田芳子)15:05〜
協調的問題解決を実践する参加型分科会
講師 桜美林大学非常勤講師 鈴木有香氏
※人数制限あり(先着40名:受付にて先着順で整理券配付)
17:00 閉会
17:10‐ お茶の会 24号館1階ホール (挨拶:今田滋子)