講演会: 文間推論 ‐ 語彙・文法知識とテキスト理解をつなぐ能力 (2月1日(水) 15:30~17:15)

Date : 2016-12-6

日本語教育研究センター主催講演会
【読解: 認知的過程から読解教育への応用まで】

《日程》
2017年2月1日(水) 15:30-17:15 (15:15~受付開始) 参加費:無料
場所:国際基督教大学 ダイアログハウス2F 国際会議室
東京都三鷹市大沢3-10-2

《概要》

外国語としての日本語を学ぶ学生が,ある程度の語彙と文法の知識を身につけると,読解・聴解においてテキストの内容が自然に理解できるようになるでしょうか。解説などの書かれたテキストは複数の文のつながりで全体の意味が構成されています。音声によるコミュニケーションは,お互いの口頭でのやり取りから意味がつながっています。読解であろうと聴解であろうと,流れていく文と文の意味を推論でつなぐことでテキスト全体の意味が把握されると思われます。そこで,本講演では,テストで測定した語彙,文法,文間推論,読解および聴解の因果関係を分析して,文間推論の位置づけを検討します。講演では,各種の能力テストによる測定法,信頼度指標,因果関係の解析法(IBM-SPSSを使用)も具体的に紹介します。

《講師プロフィール》

玉岡賀津雄(TAMAOKA, Katsuo)

名古屋大学大学院国際言語文化研究科・日本語教育学講座 教授

カナダ,サスカチュワン大学大学院で失語症や言語習得の研究で著名なC. K. Leong教授のもとで,博士号(言語心理学)を取得。松山大学,広島大学,麗澤大学を経て,2009年より現職。言語心理学を専門として,言語の認知処理メカニズムを解明するために,音韻,語彙,統語,語用と広範囲の研究を行っている。心理学分野では,Journal of Neurolinguistics, Journal of Psycholinguistic Research, Psychonomic Bulletin and Review, PLoS ONE, Journal of Experimental Psychology: Learning, Memory, and Cognition, Psychological Research,心理学研究,認知科学などに,言語学分野では,Language, Lingua, Linguistic Inquiry, Journal of Japanese Linguistics, Journal of Quantitative Linguistics, Journal of East Asian Linguistics, 言語研究,小出記念日本語教育研究会論文集,計量国語学,日本語教育,日本語文法,レキシコンフォーラムなどに論文を掲載している。

事前申し込みはこちら→http://kokucheese.com/event/index/441685/