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国際基督教大学平和研究所主催
国際シンポジウム
テロリズムと帝国
開催日時: 2003年1月25日(土) 13時〜18時
会場: 国際基督教大学
開催にあたって
2001年9月11日を境に世界は変わった、といわれます。一点において、たしかにその通りでしょう。あののち、世界には常に戦争の雰囲気が漂うようになりました。1年あまり「対テロ戦争」が戦われ続け、さらに「大量破壊兵器開発防止戦争(あるいは保持懲罰戦争)」が戦われようとしています。数年前には大規模な爆撃による「人道目的の戦争」も行われました。第二次大戦後、武力行使がかくも簡単であった時代はなかったように思われます。
こうした「世界の根本的変化」は何を意味するのか。それは新しい世界秩序をつくるために必要な動乱なのか、それとも新たな形態の無秩序なのか。多国間主義の活性化なのか、単なる単独行動主義の暴発なのか。新しい国際規範の生成なのか、それとも国際法秩序の崩壊なのか。私たちが知的に取り組むべき課題は山積しています。
このシンポジウムでは、それらの課題を、「テロリズム」および「帝国」という2つのキーワードをもとに論じ合います。世界が抑止すべき課題であると同時に、世界の様々な矛盾の集約でもある「テロリズム」。それを抑止するという活動の中で浮かび上がってきた、21世紀型の「帝国」。この二つの問題がどう絡み合い、世界に何をもたらそうとしているのか———このシンポジウムにおいて、そういう時代の根本課題を明らかにしたいと思います。
開会の挨拶
高澤紀恵 (ICU平和研究所所長)

高澤紀恵
セッションⅠ:誰のテロか、いかなる対処か?
マイケル・コックス (ウェールズ大学教授)
新たな帝国主義へ?−9・11以降の米国外交

マイケル・コックス
西谷修 (東京外国語大学大学院地域文化研究科教授)
テロリズムと戦争

西谷修
ガヴァン・マコーマック (オーストラリア国立大学教授)
テロ、悪、北朝鮮

ガヴァン・マコーマック
セッションⅡ:21世紀型帝国秩序?
田中孝彦 (一橋大学大学院法学研究科教授)
幻想としての『帝国』−アメリカによる優位の再編(仮題)

田中孝彦
ヤン・エーベル (スウェーデン・TFF所長)
テロとアメリカ帝国衰退の時代に−非暴力主義の可能性を探る

ヤン・エーベル
最上敏樹 (国際基督教大学社会科学科教授)
試練のマルティラテラリズム−テロと帝国とに挟撃されて

最上敏樹
全体討論: 世界秩序のゆくえ
司会
御巫由美子 (国際基督教大学社会科学科準教授)
ヴィルヘルム・フォッセ (国際基督教大学社会科学科助教授)
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