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平和講演シリーズ 

加藤周一氏  「文学と平和」

 開催日時:2007年11月8日

 場所:国際基督教大学 新ディッフェンドルファー記念館

 


 

平和研究所主催 国際シンポジウム

『抵抗を紡(つむ)ぐ−「韓国からの通信」の頃−』

開催日時:20042月21日(土)14時〜17

会場:国際基督教大学・ディッフェンドルファー記念館(D館)オーディトリアム

 

【シンポジウム開催にあたり】

 1973年から88年までの15年間、雑誌「世界」に「韓国からの通信」と題する記事が連載された。軍政に抵抗する韓国の人々の声を伝える地下通信で、筆者は「T・K生」という匿名だった。

 その日からこの連載は、「世界」の読者を中心として多くの日本人に静かな衝撃を与え続けた。韓国の人々の苦しみと抵抗を克明に伝えると同時に、その人々と連帯し、韓国の民主化を支援することによって、はじめて真の日韓和解に到達することができる、と考える機会も日本人に与えた。「T・K生」が、当時日本におられた池明観氏であったことが明らかにされたのは、昨年のことである。

 私たちは、あの後まがりなりにも成熟への道を歩み出した日韓関係に対してこの連載が果たした貢献の大きさを思う。韓国側、日本側双方で、危険を乗りこえて資料を受け渡しし、連載を続けた人々の勇気と抵抗を、いま一度思い起こしたいと思う。

 連載の頃、韓国の民主化だけでなく、日本の民主化と日韓関係の民主化も問われていた。このシンポジウムでは、抵抗の歴史を跡づけるとともに、当時の知的状況も回顧し、両国の民主化と和解の条件を探りだす。

 

講演:

池明観氏(翰林大学日本学研究所長)

『韓国からの通信』について」

 

坂本義和氏(東京大学名誉教授・国際基督教大学平和研究所顧問)

「日韓 二つの民主化」

 

コメンテーター:岡本 厚氏(雑誌『世界』編集長)

 

司会者: 最上敏樹(国際基督教大学平和研究所長)

 

<講演者略歴>

 

池明観(チ・ミョンクァン)氏

翰林大学日本学研究所長。韓日文化交流政策諮問委員長。韓国放送公社(KBS)理事長。1924年生まれ。『思想界』主幹を経て1972年渡日。1993年まで東京女子大学教授。「T・K生」として筆者匿名のまま単行本化された「韓国からの通信」(岩波新書・全3冊)、「韓国 民主化への道」(岩波新書)のほか、著書多数。時事問題にも良心的発言を続けている。

 

坂本義和(さかもと・よしかず)氏

東京大学名誉教授、ICU平和研究所顧問。1927年生まれ。国際政治学専攻。日本の平和研究の先駆者であり今なお指導的な役割果たす。朝鮮半島問題の重要性を早くから明らかにしていたことでも知られる。主著に「地球時代の国際政治」(旧「核時代の国際政治」)、『平和−その現実と認識』、『軍縮の政治学』、『相対化の時代』など多数。

 


 

 

シンポジウムの記録公開についてのお知らせ

 このシンポジウムでの各報告並びに全体討論の内容は、雑誌『論座』(朝日新聞社)4月号にて取り上げられました。60ページに渡って詳しく紹介されておりますので、御関心のある方は是非御覧ください。

 

 

国際基督教大学平和研究所主催

国際シンポジウム

テロリズムと帝国

 

開催日時: 2003年1月25日(土) 13時〜18時

会場: 国際基督教大学 

 

 

開催にあたって

 

2001年9月11日を境に世界は変わった、といわれます。一点において、たしかにその通りでしょう。あののち、世界には常に戦争の雰囲気が漂うようになりました。1年あまり「対テロ戦争」が戦われ続け、さらに「大量破壊兵器開発防止戦争(あるいは保持懲罰戦争)」が戦われようとしています。数年前には大規模な爆撃による「人道目的の戦争」も行われました。第二次大戦後、武力行使がかくも簡単であった時代はなかったように思われます。

こうした「世界の根本的変化」は何を意味するのか。それは新しい世界秩序をつくるために必要な動乱なのか、それとも新たな形態の無秩序なのか。多国間主義の活性化なのか、単なる単独行動主義の暴発なのか。新しい国際規範の生成なのか、それとも国際法秩序の崩壊なのか。私たちが知的に取り組むべき課題は山積しています。

このシンポジウムでは、それらの課題を、「テロリズム」および「帝国」という2つのキーワードをもとに論じ合います。世界が抑止すべき課題であると同時に、世界の様々な矛盾の集約でもある「テロリズム」。それを抑止するという活動の中で浮かび上がってきた、21世紀型の「帝国」。この二つの問題がどう絡み合い、世界に何をもたらそうとしているのか———このシンポジウムにおいて、そういう時代の根本課題を明らかにしたいと思います。

 

開会の挨拶  

高澤紀恵 (ICU平和研究所所長)                                                                   

             高澤紀恵

 

セッションⅠ:誰のテロか、いかなる対処か?  

 

マイケル・コックス (ウェールズ大学教授)

 新たな帝国主義へ?−9・11以降の米国外交

マイケル・コックス   

 

西谷修 (東京外国語大学大学院地域文化研究科教授)

 テロリズムと戦争

 

西谷修

 

ガヴァン・マコーマック (オーストラリア国立大学教授)

 テロ、悪、北朝鮮

ガヴァン・マコーマック    

 

セッションⅡ:21世紀型帝国秩序?     

 

田中孝彦 (一橋大学大学院法学研究科教授)

 幻想としての『帝国』−アメリカによる優位の再編(仮題)

田中孝彦

 

ヤン・エーベル (スウェーデン・TFF所長)

 テロとアメリカ帝国衰退の時代に−非暴力主義の可能性を探る

ヤン・エーベル   

 

最上敏樹 (国際基督教大学社会科学科教授)

 試練のマルティラテラリズム−テロと帝国とに挟撃されて

最上敏樹

 

 

全体討論: 世界秩序のゆくえ                 

 

司会    御巫由美子 (国際基督教大学社会科学科準教授)

            ヴィルヘルム・フォッセ (国際基督教大学社会科学科助教授)

 

 

 
 


 
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