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ICU-ACTはサハシくん、カナミさん、アキモトくんの3人によって設立されたサークルです。というわけでACTについてはサハシくんの言葉で説明を…。
「ICUには90%満足しているが、10%の足りない部分が外部との接点。それを
補いたい」ということがACTの設立の願いでした。ICUは本当に魅力的な大学で
す。キャンパス、少人数クラス、交換留学制度など自分が受けている数多の恩恵に私
自身常に感謝しています。しかし、自分のおかれている環境に完全な満足に浸りたく
はありません。例えば実社会からの刺激などはICUの中で勉強しているだけではほ
とんど得られません。学問を社会の中で体現し実践することは卒業後の課題かもしれ
ませんが、在学中にも机上で学んだことが本当はどうなっているのか、現場を知りた
いと勉強をすすめるにつれ思いを強くします。そこでキャンパスの枠を超えた対話の
場所を社会で実際に活躍している人々と作り出し、実社会で培われた人生の先輩方の
社会経験や広い見識をフィードバックしていただこうと私たちの活動は始まりまし
た。次世紀のICUの課題は「行動するリベラルアーツ」の実現ですが、ACTの活
動も私たち学生が同じ文脈で行おうとするものです。
21世紀を迎えるにあたって、今世界は激動のうちにある。
競争・発展を軸にしてきた社会は、われわれの人間生活を
物質的に豊かにする一方、まさにその活動によって戦争・
経済摩擦などの様々な負の側面をも産みだした。相互依存
が進む世界においても絶対的な破壊力有し続けている核兵
器の存在、自然を人工的に搾取することによって生じた環境
問題はいまや我々の存在そのものさえ危うくしている。国内に
目を転じてみても、閉塞感を増す日本経済、構造的に硬直化
した官僚機構・企業群、北朝鮮・中台問題・NATOの大使館
誤爆と危機感を増す東アジア情勢、高齢化社会の到来と介護
保険法の実施、教育改革、地方分権、情報公開、エネルギー
問題、科学技術問題など、今の日本社会を取り巻く問題は数
知れない。世界、そして日本は今、存在の安全性・安定性が
脅かされている時代といえるのではないだろうか。 |