大学教員自然科学担当
自然科学講演
MMVIII
第一回自然科学講演
- 日 時: 五月八日(火) 12:50 - 13:35
- 場 所:理学館階段教室
- 題 目: フランスの高等教育
- 演 者: エチエンヌ・ゲラール教授(科学技術担当官、在日フランス大使館)
- 講
演要旨:フランスの最初の大学であるソルボンヌ大学は1252 年パリに創設されたが、その後、中世にはいくつもの大学の創設が続いた。18
世紀には、大学という枠の外に、高度な研究活動を担う技術学校が創られた。その教育目標と政府・企業との関係が大学とは相容れなかったからである。そこ
で、グランゼコールと呼ばれるそうした高等教育機関が多数創られることになる。この高等教育機関は現在なお存在し、フランスの大企業の管理職の60%が今
日ではこの機関の卒業生である。教育目標は、柔軟に設定されているが、科学や技術に留まらず、外国語、経営、コミュニケーション能力も習得することにあ
る。グランゼコールは学問的国際交流の面からも最も活動的な機関であり、30%以上の学生が在学中に4ヶ月以上の海外経験を積む。主たる協力国はヨーロッ
パ内ではあるが、アメリカやアジアとの協力も強固である。日本においては、最近ダブルディグリープログラムが締結され、フランスの5つのグランゼコール
(エコールサントラル)と日本の3つの大学(慶応、同志社、東北)が協力関係にある。
- どなた様でも御自由にご参加ください。学生諸君の来聴歓迎。
フォーラムについて
フォーラムは理学の教職員、学生の間のコミュニケーションの場として開催され
るセミナーです。講演者は非専門家にも考え方や関心が分かるように単純に明快に話
すことが期待されています。このフォーラムは一般公開であり、理学以外専門の方にも講演と討論を楽しめるようになっています。