情報科学の学習は,まず基礎科目「コンピュータ基礎」において,プログラミング実習を通してコンピュータの働きを具体的に知ることから始まります.また,「コンピュータ機構概論」では,コンピュータの機構と構成の基本について学習します.続いて,「コンピュータ・システム論」で,コンピュータが複雑なシステムとして機能するための機構について学びます.
プログラミングは,コンピュータ科学を学ぶ者にとっての全ての基本です.「コンピュータ言語」の科目ではいずれも実習を重視し,構造的プログラミング,オブジェクト指向アプローチを習得します.
コンピュータとコンピュータ・ネットワークを制御し,巨大な機能を造り出しているシステム基本ソフトウェアの基本概念,内部構造とその動向を知ることは,コンピュータ科学に従事する者にとって必須の要件です.「オペレーティングシステム論」においてこれを学びます.
「計算理論」はコンピュータの基本的な原理を与えるものであると共に,これを 活用することによって大規模・複雑な情報システムを構築する基盤を与えるものです.ここでは,伝統的な数学とは違った観点の離散数学が重要な役割を果たします.
「オブジェクト指向論」,「コンピュータ言語処理論」,「データベース論」,「ソフトウエア開発論」などは,高度な理論の考究と実習により専門を深めていくものです.
さらに,高度なコンピュータの機構,大規模・高信頼度のソフトウェア開発手法,論理処理の手法,その他の特定の主題について,より深く学習・研究するために「情報科学特論」,「情報科学特別演習」などが開講されます.これらを発展させて卒業研究で自らのものを作り上げます.
情報とその処理は,現実世界との係りを持つことなしにはその意味を失います.一つのことを徹底的に追及する姿勢は,学問をするものにとって常に求められることですが,それが自分だけの世界に閉じこもってしまうものであってはなりません.基本的な原理を習得するとともに,大きく開かれて急速に変動する世界との係りに結び付けることも大切なことです.
グラント R. ポゴシャン POGOSYAN, Grant R.
(教授 数学・情報科学)
研究室:NS-S306、電話:3270、
eMail:grant@icu.ac.jp
尾崎 敬二(教授 情報科学)研究室:NS-N331A,電話:3263,
eMail:keiji@icu.ac.jp
山内 ゆかり(特任講師 情報科学)(準備中)