教授 勝見允行


最近の研究活動

  1. 根毛細胞の成長調節
    クロバーの芽生えを用い,植物ホルモン,特にジベレリンによる根毛の成長調節 の機構を細胞学的観点から解析する.

  2. 植物細胞の伸長成長の力学的・生化学的解析
    茎切片あるいは単離した表皮組織を任意の試験溶液中に置き,一定の応力のもと に,経時的に伸長変化を測定する装置を用い,細胞の伸長成長における細胞壁の 役割について解析する.

  3. 新しい植物ホルモンであるブラシノライドの細胞伸長調節における作用を解析する.

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研究論文

  1. Okamoto, A., Katsumi, M. and Okamoto, H.: The effects of auxin on the mechanical properties in vivo of cell wall in hypocotyl segments from gibberellin-deficient cowpea seedlings, Plant Cell Physiol., 34, 645-651 (1995).
    ジベレリン合成阻害剤のウニコナゾール処理で内生ジベレリンを抑えたVigna unguculata の芽生えを用い,細胞壁の機械的性質を陽・陰圧ジャンプ法によって 解析した.オーキシンはジベレリンとは独立に,細胞壁降伏圧を低下させるが, 伸展性の増加はジベレリンの存在下においてのみみられた.

  2. 勝見允行:植物ホルモンによる表層微小管配向の調節,植物の化学調節,30, 167-174 (1995).
    表層微小管の配向は細胞壁に新しく合成されるセルロース・ミクロフィブリルの 配向を決定し,それにより細胞壁の伸展方向に影響する.植物ホルモンは表層微 小管の配向を調節することがさまざまな例でしめされている.最近までに得られ ている知見を総説としてまとめた.

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研究発表

  1. 出雲麻里子,Ridge, R.W.,勝見允行:根毛成長におけるジベレリンの作用,日本植物 学会第59回大会,金沢大学(金沢),1995年9月.

  2. Izumo, M., Katsumi, M. and Ridge, R.W.: Hormonal control of root hair growth, 15th International conference on plant growth substances (Minneapolis, Minnesota), July, 1995.

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著書・その他の出版物

  1. 勝見允行:リベラル・アーツ教育とICU:「大学キリスト者」紀要,18, 8-17.

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学術団体における委員・役職

  1. 植物化学調節学会幹事長,1994年−現在

  2. 植物化学調節学会学会賞選考委員,1991年−現在

  3. 理研国際フロンティアー研究システム,ホメオスタシス研究グループ研究推進委員, 1992年−現在

  4. 第16回国際植物成長物質会議組織委員会副会長,1995年−現在

  5. Journal of International Plant Science, Editorial member,1992年−現在

  6. Journal of Plant Growth Regulation (Springer Verlag), Associate editor, 1993年−現在


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