ICU Peace Bell 奨学金

寄付金申し込み方法

 

2008年9月入学ピースベル奨学生
授与式
9 月30 日、9 月新入生5 名に対して、ICU ピースベル奨学金が授与された。この奨学金は、平和に貢献する人材育成のために大学と同窓会により設けられたもので、学生1名につき計400 万円(100 万円× 4 年間)が給付され、今年4月に入学した1年生12 名がすでに受給中である。授与式には、寄付者14 名を初め、大学側の関係者、さらに4月の奨学生たちが参加した。 新奨学生5 名がスピーチを行い、国や文化背景が異なる学生ならではの幅のある内容となったが、全員に共通してみられたものは、寄付によってICU への入学が叶ったことに対する感謝の念であった。

授与式2008年9月

 

奨学生5人の声

奨学生5人の声


2008年4月入学ピースベル奨学生
初のスカラー12 名が誕生
 4 月8日、アラムナイハウスにて「ICU Peace Bell 奨学金授与式」があり、初の奨学生12名と寄付者、関係者が参加した。橋本徹理事長、鈴木典比古学長の挨拶の後、学長が奨学生証を授与。奨学生の代表2名が謝辞を述べた。寄付者は「自分の言葉で話す素晴らしい学生たち。サポートして良かった」「在学中は私も寄付に支えられた。そのお返しをしたい」「今後もよい人材を輩出するため、長続きする制度にしたい」と話していた。

授与式2008年4月

 

奨学生12人の声

授与者2008年4月

橋本徹理事長 挨拶

 理事長
理事長の橋本でございます。ピースベル奨学金の授与式にあたり一言ご挨拶を申し上げます。
  Peace Bell Scholarship はいろいろな意味で画期的な制度であり、この制度が提案される最初の頃からそのプロセスを見てきた者として、このようなご挨拶の機会を頂いたことは、大変名誉なことであり、また、感激・感慨ひとしおでございます。
  今、画期的と申し上げましたが、この制度はICU 卒業生のイニシアチブにより生まれた奨学金です。PBS のような規模の奨学金制度が卒業生の手で提案され、実現されたという例は他に存じません。
 募金も、そのほとんどを卒業生が協力して集めたものです。大学の理事会、評議員会などの関係者も協力はしておりますが、基本的には卒業生中心の活動で、2年弱の間に2億円を超える募金のコミットメントをいただきました。2万人に満たない卒業生が短期間の間にこれだけの金額の募金を約束してくださった、ということもまた画期的なことです。
  卒業生の皆様方がPBS を提案された背景にはICUの歴史的な事情があります。ICUは建学の時から、平和を願う内外の多くの人々[−ーそれはクリスチャンばかりではなく、第二次大戦後の疲幣からまだ立ち直っていない時期の日本全国の一般庶民の方々もその中にたくさんおられました。−ー]の募金によって建設され、支えられてきました。そのおかげで、当時としては比較的安い授業料で質の高い教育を受けることが出来たわけです。これまで受けてきた善意の献金に対して、今度は卒業生が後輩に対して同様のことをしよう、歴史を継承しよう、松明を引き継ごう、という訳です。
 ピースベルという名称がついていることにも深い意味があります。先ほど国内外の募金でICUが建設されたと申し上げましたが、日本では戦後初代の日本銀行総裁、一万田総裁が、建設後援会の会長をしてくださいました。その後援会の集まりにおいて、一万田総裁は「この大学の建設は(中略)国際平和確立に貢献するところ少なくなかろうと信じます。」と発言され、当時のお金で1億6千万円を集めました。その資金がこのキャンパスの購入資金となりました。その貢献に感謝し、永く記憶に残すため、ICU 教会にペテロの第一の手紙第3章11 節にある"Let's them seek peace and pursue it"「平和を求めて、これを追え」の文字を刻んだ平和の鐘が設置してあります。皆さんが毎日耳にする鐘の音はこの平和の鐘の音です。
 このようにピースベル奨学金にはいろいろな画期的な思想や思いが詰まっております。ピースベル奨学生に選ばれた皆さんには、このような背景をよくご理解いただき、選ばれたことについては誇りと同時に、託された使命感を持って、有意義な大学生活を過ごされるよう願っております。願わくは、この奨学金の意義を理解され、皆さんが進まれるそれぞれの分野で平和への貢献ということを胸に抱いて努力していただくように切に祈っております。
 最後になりましたが、今日ご列席いただいている卒業生の皆様方にこの場をお借りしまして、心より厚く御礼を申し上げます。先ほど申し上げたように皆様の発意と情熱と行動なしにはこの奨学金制度は実現しなかったと思います。大学といたしましては、今後とも皆様との連携を緊密にして、この制度を後々にまで引き継がれるものにする所存ですので、今後とも皆様の絶大なるご支援をお願い申し上げます。
  簡単ではございますが、これをもちましてご挨拶と致します。ありがとうございました。

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